朝吸うタバコが最高って話
好きですか、タバコ。
近年値上げだの健康問題などで辞めてく人が増えてるタバコです。病気を金で買ってるで有名なタバコです。そうですタバコです。
僕ですか?僕はタバコが大好きです。バカだって?うるせえハゲ
部屋の掃除とか大学のレポートとかバイト終わりとかに吸うタバコとか、ご飯終わりに吸うタバコとか、どれもいいんですけど結局は朝吸うタバコが最高って話です。
起き抜けでまだ頭もぼんやりしてるんですよ。眠いなと、ぼんやりしながらイヤフォンで好きな曲をかけます、窓開けますタバコ吸います。最高です。
朝は早ければ早いほどいいですね、朝独特のきれいな空気に有害物質ぶっかけるのがたまんないです。
空では小鳥が鳴き、少し肌寒い中、好きな音楽お供に朝一のタバコで脳を起こす瞬間にこそ生きるんです人は。
何回も何回も辞めようと思ったんですけど、無理ですね、結局。
みんな何かに寄りかかって生きていくしかないなら僕だって寄りかからせてよ。タバコに。
大学の単位とか寂しいお財布とか就活とか現在している下痢とか、色んなことに対して深い思考ができます。嫌なこと忘れんのは無理です。タバコ信じすぎんな。
このストレス社会で生きてる逞しいみなさんにこそおすすめしたいです。タバコ。
僕はトイレに行きます。それじゃあ
ラップスキルの限界突破「kiwotzukenah」レビュー
日本のシーンで千差万別のフローを操って僕たちを魅了し続ける天才って誰でしょう。Jinmenusagiですね。
哲学的なリリックとあっつあつのスピリットで僕たちの予想を超え続ける天才って誰でしょう。Ace coolですね。
じゃあ天才Jinmenusagiと天才Ace coolが手を組んだらどうなるでしょう。ぶっ壊れますね。
はい。ぶっ壊れてます。この歌
シンプルにラップが本当に上手い。どっちも。個人的にはこの曲に関してはAce coolの方が好みなんですけどJinmenusagiも本当にやばい。
「超目にくる、これ来る 骨身に沁みてくる これ超視界にくる
コンビニ感覚 ライター買うように血管から来る まだ目にくる
トーシロ、パニクる 主にバカップル 女は勘ぐる
コンクリジャングル 無料のサンプル 真っ赤なアンプル
気をつけな!」
これフックなんですけど、本当に覚えやすいんですよね。耳に残る。永遠にコダマしてるんすよ。Jinmenusagiのフック作成能力の高さが垣間見えてます。
「知を愛する者求道者 満足な豚より俺は不満足なソクラテスかもな
体があるなら愚かな道は歩まない 名声追わない
思いつきの言葉は紡いだことない 他人と自分を比較しないその上
賢い奴は拙く生きる 刀は鞘に収まっている
死刑宣告を受けても哲学やめない 毒杯仰いで死ぬ」
Ace coolのバースですね。半端じゃないです。このラインだけでも彼のリリックセンスがずば抜けてるのがみてとれます。いや、聞き取れます。
ほんとに熱い男ですよこいつは、Ace coolってスピリットえぐいんですよね。自分の中で絶対にこれを譲らない!ってことをリリカルに歌うのが本当に上手。
「思いつきの言葉は紡いだことない」って割と在り来りなリリックだと思うんですけど、Ace coolが言うと重さが違う気がします。
覚えやすいフックに深いリリック、それを高速で歌い上げるラップセンス。三拍子揃っちゃってます。最強です。二人でプリキュアです。
Jinmenusagiってニート東京で最先端のラッパーで自分のこと挙げてたんですよ。かっこいいですよね。そゆとこ好きホント
盛りぬきに世界基準じゃなくて日本基準だと最先端で間違いないと思います。Ace coolもね。
日本のシーンの最先端の先っぽまでしゃぶりつくしたいそこの貴方。是非この曲聴いてみてください。
ハマりすぎに気をつけな!
視点の違いと考え方の違い 「洗脳」レビュー
理解されたいのにされない、そんな経験ってありませんか?ありますよね?僕はあります。
自分が絶対に正しい、または自分が尊敬している人が絶対に正しい。そう確信しているのに誰にも理解されない。そんな貴方は他者、または自分に「洗脳」されているのかも知れません。
RADWIMPSの「洗脳」は何かに心酔している人の気持ちを的確に表現してる名曲だと思います。洋次郎パネェ。
そもそも論として個人的に大好きなんですよねこういうRADWIMPSのダークな曲。
「おしゃかさま」とか「揶揄」とか初めて聴いたのが中学生くらいの頃だったかな?ええ、もう厨二心ぶっ刺さりですよ。
「君の名は」で「前前前世」が大ヒットして、もうこういう暗い曲調で歌詞で魅せるみたいな曲は少なくなるかな?って思ったら「サイハテアイニ」とセットでこんなもんぶっ込んできましたね。洋次郎パネェ。
野田洋次郎の真髄って歌唱力とかメロディーラインの巧みさとかじゃねくて普通に歌詞なんですよね。これマジ。この曲ではそんな洋次郎の良さが十二分に発揮されてます。
「なぁ 俺が病気だって言える根拠なんかあんのかい
別にあんた喜ばすために産まれてきたんじゃない
あんたとてそうでしょう 臭いものに蓋しよう
信じたいものだけを信じて きたんでしょう?」
初っ端の歌詞がこれですね。インパクトえぐ。
曲のストーリー的には主人公が「お前は病気である」って言われたんでしょうね。
それに対してあんた喜ばすために生まれてきてないぞ。と信じたいものを信じてる俺とお前の何が違うのか。と反論してるわけです。
人間って自分が理解できないこととかがあると防衛本能のような感じで否定から入ると思うんですよ。
所謂普通じゃないと言われてる奇人変人たちも自分の価値観を元に普通に生活している訳で、そんな人達からみたら僕たちの方が普通じゃないってなる訳ですね。
「小と中と高で必死こいて手にいれた邪見と偏見と
穿ったその思考を 取り払うのにもひと苦労
さぁ今日からはどうしよう あぁちくしょう 有象無象 もう騙されやしないぞ」
続く歌詞なんですけど、小中高で手に入れた常識や考え方なんかを邪見偏見と切り捨ててもう騙されはしないって意思表明してる感じですね。
この時点で主人公と主人公を否定している人との間に差異はないですよね。
「お前は病気だ」という人に対して「うるさい、信じたいものを信じてるんだ。小中高の身につけた凡庸な価値観に従ってるお前の方が異端だ。もう俺は騙されない。」
水掛け論ですよね。どっちが正しい正しくないではなく、意見の違いでしかないです。
「ハナっから 自分に○を 僕に×をつけてさ
頭ごなしに 振りかざした その君の正義の
薄いこと 寒いこと 鼻で笑ってしまうよもう
君じゃないよ 『君の幸』の定義決めた奴は そう」
個人的に1番好きな歌詞はここですね。異端者の心の叫びって感じで。
恐らくですけどこれ書いた野田洋次郎はどっちかって言ったら異端者側にいたと思うんですよ。てか、実際普通に病気とか言われてたんだと思います。
だけど異端者肯定の曲を書くんじゃなく、しっかりと歌詞を見ると「ま、どっちもどっちだな」って思える辺り上手いですよね。ほんと洋次郎パネェ。
この現代社会ではみんながみんな何かに「洗脳」されています。好きなアーティスト、学校、親、尊敬している人、環境、etc
悪いことじゃないですけど、やっぱり自分の意志を持てて僕は良かったなって思います。何者にも寄りかかってないですし、自分で言うのもなんですけど「洗脳」はされてないと思います。僕。
色んな視点をもって物事を俯瞰して見れるんですよ。凄くないですか?
よく「何考えてるかわかんない」って言われるんですけどそりゃそうだろうと、お前の凡庸な価値観とは違うんだぞと、教養が違うと。
勝手な価値観で僕をはめないで欲しいですよね。一般的にとか常識的にとかいう単語好きじゃないです個人的に。
あれ?
爆発する才能「ミハエルシューマッハ」レビュー
ジメサギ最強。ジメサギ最強。ジメサギ最強。シュリケン最高。シュリケン最高。シュリケン最高。
個人的に去年1年間の中でベストナンバーワンHIPHOP賞に推したい名曲がこちら
Jinmenusagi Shurkn Papの「ミハエルシューマッハ」ですね。
入りがもう完璧なんですよね。言わずと知れた名曲「タッチ」のサンプリングから始まるんですよ。シャレすぎ、ほんまに。
ぶっちゃけこの時点でこの曲の評価はうなぎ登り、止まることなくあげり続けて100点オーバーの150点くらいぶっちぎってるんですけど、続きも最高ですよね。
Shurkn Papの歌い上げるようなラップに乗せてジメサギの高速ラップ。両者のいい所がいい具合にマッチしつつも食いあってない絶妙なバランスが完璧すぎて永遠に聞いてられます。
ジメサギは「タッチ」以外にも「AKIRA」とかのサンプリングとかもばんばん入れちゃって。それでいて自分流のラップに昇華できてて本当に天才なんだなって。
ワイスピの曲はブシなんちゃらよりこれが良かったな!!
ま、それは置いといてミハエルシューマッハって存じ上げなかったんですけどレーサーらしいですね。疾走感ギャンギャンなこの曲にはピッタリだと思います。
てか発表時期とかほぼブシなんちゃらと同時期だし、モデルレーサーだし、日本の文化ふんだんなサンプリングするし、ちょい意識しちゃったり?みたいな邪推でちゃうのもしょうがないよね〜
Shurkn Papのフック作成能力も凄いレベルで、なんていうか、飽きずに最後まで聞けます。まさかジメサギとシュリケンの親和性がこんなにも高いなんて、みたいな感じですんごい驚きです。
朝でも夜でも夕方だって速さに身を投じていたい峠が似合う貴方も一緒にどうです?「ミハエルシューマッハ」
冬の朝にはBron-k
寒い、寒い、最近はほんとに2月ってくらい寒い。
寒いのは嫌い、だって寒いもん。健康を害してくる気候はほんとに無理。
そんな嫌いな寒さ満載の冬の朝の密かな楽しみ。
これ。ローマンティック
Bron-kの「Romantik city」を朝起き抜けに聴くのが最高なんすよ。
自身の若い頃の経験をリリカルな歌詞にしてお洒落に歌い上げてくこの曲がほんとにたまらん刺さるんです。グッサリと。
この曲のたまらんポイントはフックに集約されていてですね。
「BACK CITIES BACK 思い出のMIX
のびるまで聴いた日々はセピアのPICS
Life all time初めてのハイ、苦さの味くらいロマンティック
BACK CITIES BACK CLUB FLOORのMIX
くねりちぎる夜はまだ欲しいトピックス
日が昇る 路上は祭りの後 ゲロの飛沫がロマンティック」
やばい。やばすぎる。ロマンティックすぎる。
苦さの味やらゲロの飛沫やらがこのおっさんにかかれば途端にロマンティックになります。もはや魔法やろこれ。早く新譜出せ。
お洒落おじいのロマンティックライフに感嘆しつつ迎える冬の朝は最高です。そこの貴方もロマンティックお一ついかがですか??
SANTAWORLDVIEWの帰還。「HAHAHA」レビュー
santawordviewが帰ってきた、、それ以外の言葉が浮かばない。
overkill Jinmenusagi santawordviwnの最先端スーパーHIPHOPトリオが織り成す新曲「HAHAHA」は名曲である。まじで、聞いた方がいいほんまに。
そもそも最近のSantaはどのアルバム聞いてもオートチューンばっっかりかけてた。昔の自分の発言どこへやら、あっちらこっちら加工しまくりのゼンマイ人形みたいになっててさ、みんな思ったよね、あぁ、終わったんだなって。
勿論僕も思ってました。完全に。これ聴くまではね。何気なーくSpotify漁ってたら、「あれ、ジメサギとサンタじゃん珍し」と思って聴き始めたらあら不思議、一瞬で2分25秒ぶっちぎってましたわ。
overkill好みの不気味なトラックとバックに入る笑い声、これで一気に世界観に引き込んでから、オートチューンなしの、オートチューンなしの!!!Santaのラップで魅せてジメサギで刺すと言うね、、もう完璧すぎていうことない。参りました。ホンマにすごい。
ひたすら聞き心地がよくて2分25秒の間耳が喜びっぱなし。
ジメサギがラップ上手いのはもう知ってるんですよね、正直。今回もめちゃくちゃ上手かった。後ろ乗りで早口でハメるって言うお得意の神業をめちゃくちゃなクオリティで仕上げてました。流石っす。
だけどやっぱりこの音源で注目したいのはSantaなんですよ。
「成せば成るんだ 人は無限の可能性秘めた生命体 まるでDMT飲んだみたいに覚醒してるおれのmind」
素晴らしいリリックです。これを待ってた。よくオートチューンを外してくれた。
自信満々大胆不敵気づけばSantaのペースに乗せられてる。久しぶりにそんな感覚に陥りました。Santawordviewってやっぱ天才!!